海外研修に行ってきました(その2)

 こんにちは、浄山道場指導員です。前回に引き続きインドでの研修旅行の様子をご紹介します。
 さて、インド・ネパールには、「八大仏蹟」とも言われる仏教の聖地がありますが、今回はそのうち3箇所を巡ってきました。この日は、覚りを開いたお釈迦様が、5人の修行仲間に初めて説法した「初転法輪」の地である「サールナート」です。
 初日に宿泊したニューデリーからベナレスまでは飛行機で移動し、空港からはバスで移動します。サールナートでは、修行仲間がお釈迦様を迎えたとされる場所に作られた「迎仏塔」や、近代になって建立された「ムラガンダクーティ寺院」を回りました。
 その後は、サールナートの遺蹟エリアに歩を進めます。ここでは、発掘調査によって確認された遺構が整備されていますが、その一番奥には、お釈迦様の初転法輪を記念して建てられた「ダメーク・ストゥーパ」が残っています。40メートル以上の高さのある巨大な仏塔で、日本では見かけることの無い建築物に、別科生たちも目を丸くしていました。そして、このダメーク・ストゥーパの前で、みんなでお勤めをさせていただきました。

 その後はサールナート博物館の見学です。たくさんの遺物が展示されており、別科生も興味津々でガイドさんの説明を聞きます。奥には、お釈迦様が説法をされている像があり、みんなで像の前に座りました。まさに「今現在説法」ですね。時間には大きな隔たりがありますが、別科生たちもお釈迦様から説法を受けている気持ちになったようです。
 夜にはリクシャー(現地のタクシー)に乗り、ガンジス川を訪れました。このリクシャーがなかなかの迫力で、遊園地のアトラクションくらいの迫力がありましたね。別科生たちも内心ドキドキしながら、乗っていたようです。
 さて、ガンジス川ではヒンドゥー教の礼拝である「プージャ」が行われていました。
 多くの方が集まってきており、その熱気にもびっくり。日本ではなかなか体験できない異文化・異宗教の様子をしっかり見学することができたようです。
 ガンジス川の雄大さと相まって、忘れられない体験となりました。
タイトルとURLをコピーしました