1学期閉講式

 こんにちは、浄山道場指導員です。
 まだまだ残暑厳しい日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。さて、別科は3学期制となっていますので、大学より少し早めに夏季休暇に入ります。今年は7月中旬に1学期の授業終了を迎えました。例年、多くの学生は夏休みに入るのを楽しみに日々の日課に励んでいるのですが、ただその前には、大切な「試験期間」が待ち受けているのです。

 各授業でレポートや試験など形態は異なりますが、その学期の学修の成果を確かめるために試験が実施されます。学生たちは、試験1週間前から空きコマや夜の勉強会の時間を試験勉強に充てて、レポートの作成、実技試験の練習を行ってきました。授業で先生方がどのようなことを仰っていたか、同級生同士確認しながら試験準備を進めているようです。さて、試験の結果はどうでしょうか?(不合格では困るのですが…)

 そして無事、1週間の試験が終了し、1学期の閉講式を迎えました。道場長である曽和義宏先生をお導師として、お勤めを行います。曽和先生からは、1学期の間、行学ともに頑張ったことへの労いと、夏休みだからといって気が緩みすぎないようにという注意のお言葉をいただきました。

 心なしか、学生の様子も嬉しそうですね。しかし、春の入道場式や開講式の際は、20分程度のお勤めでも足がしびれて、モゾモゾしていた1年生も、お経本無しで堂々と正座、お勤めが出来るようになりました。指導員としては、これだけでもこの3ヶ月余で学生たちが成長したことを実感します。

 やはり学生たちが様々な知識や技術を身につけて、成長していってくれることを嬉しく思いますね。この9月から始まる2学期でも、学生たちはどれくらい成長してくれるのでしょうか。いまから楽しみです。

 さてここまで、1学期の行事や研修を中心にご紹介してきましたが、次回からは別科生の日課・日常生活について、ご紹介しようと思います。

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