こんにちは、浄山道場指導員です。皆さまもご存知の通り、新年早々、能登半島で大地震が発生しました。被災された皆さまに心からお見舞い申しあげますとともに、事態が早々に収束し、平穏な日々が戻りますよう祈念いたします。
さて、別科生たちは、1月9日からの授業再開に合わせて、無事帰寮してまいりました。今回は、少し年をまたいでしまいますが、別科生も参加させていただきました清浄華院の骨仏法要の様子をご紹介したいと思います。この骨仏法要は、例年ですと10月に行われてきましたが、今年は浄土宗開宗八百五十年のお待ち受け法要が重なりましたので11月18日に行われました。
法要は午後から開始ですので、午前中に準備を行いました。まずは大殿を改めて掃除し、骨仏を安置させていただく台座を設置します。準備が整うと、いつもは納骨堂に安置されている骨仏を大殿へとお移しするのですが・・・、この仏様・・・、大変重たいのでございます。
7人でなんとか持ちあげて、無事にお移しすることが出来ました。
午後になると、まず法話が始まりました。別科生は、この日の法話を担当される布教師さまの先進と侍者を勤めさせていただきます。布教師さまのお話に、別科生たちも真剣に聞き入っている姿が印象的でした。
さて、法話が終わると骨仏法要が始まります。別科生も上人方と一緒にお勤めに参加いたしました。いつも朝の勤行で使用させて頂いている大殿での法要だからでしょうか、良い声でお唱えできていましたし、所作も綺麗に揃っていました。日頃の修練のたまものですね。
無事に法要を終えると、後片付けもお手伝いです。これまでのブログの記事を見て頂くと分かりますが、別科生は様々な形で総本山・大本山の行事に参加させていただいています。まさに諸行事の「裏側」を経験できることが、別科の一つの魅力かと思います。